フォトギャラリ
火星
撮影者： 廣瀬 功幸
撮影日時： 2007年11月24日 25:18（露出：1/250秒×2＋1/350秒）
撮影機材： Nikon D70（ISO：200）, 美星天文台101cm
撮影地： 岡山県井原市（旧 美星町）
コメント： しっかりとピントを合わせたつもりなのですが・・・まだまだ未熟者ですね。3枚コンポジット，トリミングをしています。
専用ソフトによる画像処理比較
上に掲載している火星のオリジナル画像（全16枚）を大林氏に天体写真向け専用ソフトで画像処理して頂きました。元画像が良くない割には観賞に十分な画像が得られる事にビックリしました。
以下に、大林氏からの処理結果とコメントを掲載しておきます。（本人了承済み）
ステライメージによる画像処理
撮影： 廣瀬 功幸 （美星天文台にて）
画像処理： 大林 慎治
コメント： このソフトは色補正や階調補正，LRGB合成，周辺減光の補正，ダーク＆フラットのフレーム処理などが簡単に出来るところが強みだと思います。
冷却CCDでの星雲などの画像処理が得意なようです。
レジスタックスによる画像処理
撮影： 廣瀬 功幸 （美星天文台にて）
画像処理： 大林 慎治
コメント： このソフトはウェーブレット変換が強みだと思います。
画像強調が強めにかかり、ちょっと不自然な感じになりますが、惑星の画像処理に向いているようです。
ただ、画像サイズが大きいとメモリを食うのが難点ですが。
（参考）フォトショップによる画像処理
撮影： 廣瀬 功幸 （美星天文台にて）
画像処理： 廣瀬 功幸
コメント： フォトショップで簡易処理した画像（上に掲載している画像と同一）です。もう少し画像処理できるとは思いますが・・・
天文用としては単純な画像合成とか最終的な画像調整に向いているようです。
（参考）レジスタックスによる画像処理
撮影： 宇野 政文 （美星天文台にて）
画像処理： 大林 慎治
コメント： デジタルビデオカメラで撮影した動画像（1200フレーム中の画質上位600フレーム）をレジスタックスで処理しました。
良好な画像が多ければ多いほど、信じられないような画像に仕上がります。
総評： いろいろと試行錯誤の連続ですが、「画像処理する事で、１枚画像では得られない画像が出てくる」という点が面白くて病み付きになります。